結論:突然来るぐるぐる思考はとても厄介です。
そんな時に実践して、うまくいった対策を1つご紹介します。自分の本音を口に出すというものです。
【ぐるぐる思考について】
HSS型HSP気質の私はどれだけ調子よく生活できていても、急に「過去の失敗」や「誰かの些細な一言」、「将来への漠然とした不安」が頭をよぎり、負の感情が頭を支配して、ぐるぐる駆け巡ります。
ぐるぐる思考に陥ると、それまで調子が良かったポジティブまたはニュートラルな思考が、一気にネガティブ思考に変わってしまいます。
やりたいと思って活動していたことも急に嫌になり、人に会いたくなくなり、何もしたくなくなる。
これは非常に厄介です。
昨年適応障害になる前は、寝れば忘れていたと思うのです。少なくともダメージは減っていた。
復職して半年以上たつ今でも、それは急に襲い掛かってきて、ニュートラルな感情に戻るには3日くらいかかるのが今の私です。
またきたよ、、、また3日もかかるのか。。。と思う日々です。
【うまくいった対策 本音を口に出そう】
ぐるぐる思考に陥った時は、なぜそう思ったかを考え、
”本当はこうしてほしかったんだな”と本音を口に出そう(ノートに書くと忘れないのでなおよい)
先日、2駅先のカフェで勉強をしていた時のことです。
2駅くらいだから歩いて帰りたいなと思い立ちました。(歩く時間は1時間くらい)
そして歩き始めた瞬間です。過去の嫌なことが頭を急によぎり、ぐるぐる思考が始まりました。
しばらく思い出してもいなかったことが急に頭に浮かび、私は立ちすくみます。
歩きたくなくなり、体がずっしりと重くなります。「帰りたい・・・」とつぶやきます。
イメージしやすいように具体的に記載しておきます。
5年以上も前、東南アジアで日本人コミュニティに初めて参加したとき。
酔っぱらったリーダー格の人に「本当に同い年?ありえないでしょ」と半笑いで言われました。
初対面で失礼だな!って腹が立ったのを覚えています。うまく受け流すことができませんでた。
私はお酒が飲めないので、テンションの差があったのかもしれないですが。
話を先日の私に戻します。私はなんで嫌な感情になっているのか、自分の本音を考えました。
それは、「本当は仲良くなりたかった」「陽キャラの彼らに私という人を受け入れてほしかった」と。
声に出し、ノートに書き出しました。
その後電車に乗り、家に帰り、少し仮眠をとり、体も心も楽になりました。
翌日も少し体は重いものも、日常生活に支障はないレベル。
対策がうまくいきました。3日かかっていたことが、1日で終わるというのは大きな違いです。
当時の私はきっと友達ができるかな?って期待して日本人コミュニティに参加したのだと思います。
それがいきなり出鼻を挫かれて、辛い思いをしました。なんでこんなとき来たんだろうって。
自分の本音が理解できると、過去の嫌な思い出が浄化される感じ。
それに、「あんな人と仲良くならなくてよかったのかも!」って客観的に考えられるようになります。
大切な親友たちはいます。家族もいます。彼らとの関係を第一に考えればいいのです。
少し飛躍しましたが、負の感情がニュートラルに戻るまで時間を要していた私が、本音に着目して口に出すことで、心が軽くなった体験でした。
面白いのは、何度もこういうことを試してきたつもりなのですが、なかなかうまくいかず。
心理系の対策はパズルのようにふとした瞬間にカチッとハマるものなのかもしれませんね。
ご精読ありがとうございました。
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